ただのメモ書きだが長文書くともったいない気持ちになるのでブログに書いてしまう悪癖･･･
ただの情弱が調べて理解した範疇で書いているので、ガチ技術者がいたらいくらでも訂正してください。
スマートコントラクト（以下スマコン）という自動契約の機能がVIPSには搭載されている。（下の記事読めば概要わかるよ）
スマコンを使えば、ある条件を満たしたら送金したり、ブロックチェーン上に何かしらの「認証した」とフラグを建てたりできる。
VIPSが通貨機能としては優れていると言われる所以だが、実際に使われている実例は見たことがない。なぜかと言われたら、結構面倒なハードルを超える必要があり、そこまでやる気のある人間がいなかったという訳である。
国産電子ゴミシリーズのほとんどはイーサリアムのトークンとして作成されたもので、当時は非技術者でも10分もあれば発行できると言われていた。VIPSはhtmlコインのコピーとは言え、一応はソースを理解して書き換えた独自通貨。
何ができるの？
例えば、クリアしたら報酬VIPSをもらえるゲームアプリを作るとしよう。ユーザは最初にウォレットのアドレスを入力しているとすれば、こういった仕組みをスマコンで作ることはおそらく可能である。
①制作者は、あらかじめVIPSチェーン上にスマコンで、「ゲームクリアフラグとアドレスを受け取ったら報酬を送金するよ」という命令を書き込んでおく。
②ゲームクリアの際に、アプリ側からVIPSチェーン上に「ゲームクリアフラグとアドレス」を送るようにしておく。
これでゲームクリア時の自動報酬支払が実現できるはず。
なんでハードル高いの？
現状だとVIPSでスマコンを使う方法は、PCウォレットでsolidityというプログラミング言語で契約内容を記述して、VIPSチェーン上に書き込むという方法しかないと思われる。
ホイホイあちこちから送金の命令が出せたらハッキングし放題なのである程度は制限しないとならないが、自ウォレットからしか命令をだせないという形にしている？
上で言う①は製作者が自分のウォレットで命令を書き込んでおけばよいが、②のウォレット外でクリアフラグをチェーン上に書き込むという命令を新たに作成することができない。実現するには、ゲームアプリ自体にまるごとウォレット機能をつけないとならないと思われるので、貧弱一般雑魚開発者にはハードルが高い。
イーサ関係ではそういうことをすでにやっているのかもしれないが･･･
将来こうなったらいいね（非プログラマ向け説明）
ところで、プログラミングするときに特定の動作をしたいときに毎回全コードを書くのが面倒なので、『ライブラリ』や『SDK』という簡単に扱えるようにしたコード集みたいなのを使う。（この２つは正確には違うんだが詳細は省く）
例えば画像の読込をするだけで、真面目にコードを書くと何百行も書く羽目になるが、
画像ライブラリを使うと、GazouYomikomi()と書くだけで済むようになる。
このように、詳しい処理を理解しなくてもスマコンの記述や送受金ができるようなコード集があればいいな･･･とは思う。
例えばRPGツクールはjavascript（プログラミング界隈ではjsと書くと女子小学生ではなくjavascriptのことを指す）というプログラミング言語で細かいスクリプトを作れるので、js上で送金ライブラリがあれば報酬付きRPGも実現できるかもしれない。
たぶんこの項目のガバガバ説明を見たら技術者ならキレる
てっとり早く実装するなら
ブロックチェーン云々を使用せずに、ゲームクリア時に製作者にメールなりメッセージが飛ぶようにして、製作者が手動で支払いを済ませれば面倒がない。これなら通常のプログラミング技術があればそれほど難しくなく実現可能だ。
真面目にブロックチェーン技術開発をやるなら、VIPSとかいう訳のわからんもんではなく、情報の豊富さと規模でイーサリアムが一番良い。日本人向けの情報が揃っている上、教えたがりが多いモナコインも選択肢としては悪くない。
わざわざその他通貨で学習・開発したいと思うのは、自分の技術が既存技術よりも凌駕できると考える野心家のみ･･･
