VIPSブログ

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ドローンのコントロールを失いかけた話

皆さんこんにちは。

ドローン初心者の「旅でーしゅか」と申します。

2021年5月9日にVIPSTARCOINに出会いました。月日が流れるのは早いもので、あっという間に3日も経ちました。

興味はあれど通過してた物や人に日々出会い、新しい気付きを得る。

それもまた旅であると刻み、遅ればせながら暗号資産と仮想通貨について学び始めています。

◆◇◆◇◆

突然ですが、ドローンは楽しいです。

楽しいのでもっと広まって欲しいと願っています。

しかし誤った取り扱いで事故を起こしたり、ルールに反して罰せられるかもしれない。

「ドローンなんてやらなきゃ良かった...」にならない様に。

初心者なりに理解をしたドローンのルールと、コントロールを失った話をヒヤリハットとして紹介をしたいと思います。

◆◇◆◇◆

僕の愛機はDJI Magic miniという子です。

航空法の対象にならない199g。

手のひらサイズの小さな子です。

風が強いとお知らせをしてきます。

電池がなくなりそうだと自動的に戻ってきます。

一生懸命に戻ってくる姿は小動物に近く、その可愛さに無機物愛が芽生えています。

◆◇◆◇◆

2021年現在の日本において、ざっくりと以下のようなルールが定められています。

【飛行そのもののルール】

・航空法

・重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律 

・各自治体及び施設管理者

 https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html#a

【無線設備や画像の公開】

無線設備や、インターネット上での取り扱いのガイドライン等があります。

 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000185.html

【航空法が適用される人口密集地域とは】

 https://www.dji.com/jp/mobile/flysafe/geo-map

◆◇◆◇◆

199gの僕の子は「航空法」は敵用対象外です。

重要施設等は重量に関係なく適用対象です。

また、各自治体や施設管理者が定めたルールは都度確認が必要です。

これらを守れば飛行をできます。

航空法対象外とはいえ人の集う場所では、警察、観光協会、施設管理者に確認をします。

観光名所や風光明媚な場所は予め申請が必要という回答が殆どです。

◆◇◆◇◆

縛られないとはいえ強行をするわけにもいかないので、フィーリングで自由に撮影した結果、海沿いや人里を離れた自然など、似たような景色の空撮になります。

それだけでも楽しいですが、慣れてくるにつれて人工物を撮影したい欲も出てきます。

「綺麗な花畑や紅葉を撮影したいなあ。」

僕の頭にあったのは、この子に出会った北海道や、各地の旅先で目にした美しい風景の数々でした。

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◆◇◆◇◆

2020年の10月と11月。

僕はgoto travelを利用し広島にいました。

はなのわ2020というイベントを開催中でした。

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【はなのわ2020公式のドローン動画】

https://m.youtube.com/watch?v=J0J9uUvWnDk

広々とした会場に配置された花々に、むくむくと撮影欲が沸きました。

ダメ元で会場のスタッフさんにドローンの使用可否を伺うと役所に連絡をして欲しいとのこと。

このパターンは不許可とは思ったものの電話をかけました。

機体が航空法の対象外であること、商用利用等ではないこと等を伝えます。

すると、会場外に出ないこと、特に道路には絶対に出ないこと、人と安全に配慮をすることで、撮影許可を頂きました。

◆◇◆◇◆

人が少なくなった頃合いを見て、いざ飛行。

空から見た会場は花畑と彫刻が相まり良い感じです。

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会場の全体を写したいと思い、更に上昇。

高度を保ったまま機体だけをぐるりと回転させ360°撮影をしていました。

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道路を挟んだ向こう側には平和記念公園があります。

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紅葉も美しいなあとシャッターを切ったその時。

コントローラーから大きな警告音が出ました。

「えっ?」と思っていると

『この機体はロックオンした。監視してますから』

的なメッセージが表示されました。

更に動揺にたたみかけるように画面が真っ暗になりました。

そして、コントロールを失いました。

機体はふわりと上空に留まっていました。

◆◇◆◇◆

何が起こったのかわからないけれど、このままでは墜落をする。

幸いにして周囲に人はおらず、風も殆どなく流される心配もない。

誰かに怪我をさせる最悪の事態は避けられそうです。

しかし墜落をするとドローンが怪我をしてしまう。それだけは避けなければ。

僕は墜落時のシミュレーションをしました。

受けるには手よりも範囲の広い布がいいだろう。しかし手持ちに布はない。

いざとなったら、服をまくり上げてでも受け止めよう。

公園で不審者が急に服を脱ぎ出したと言われても、この子の命を助けなければ。

親は子のためなら鬼にだって変態にだってなるのだ。

そう決意を固めた時、機体からの画像が表示され、コントロールが戻りました。

僕は直ぐに機体を降下させました。

怪我をせず無事に着陸した時は安堵しました。

 

市街地で許可を頂けるのは珍しいです。

待ち望んだ花のアートなので撮影をしたい気持ちはやまやまでしたが、次にコントロールを失った際に事故が起きないとも限らない。

僕はそこで撮影をやめました。

◆◇◆◇◆

その後に調べてわかりましたが、DJIは飛行禁止区域「No Fly Zone」を設定し、制限する仕組みを設定しています。

https://info.system5.jp/dronefaq/archives/1536

僕が飛行をした旧広島市民球場跡地は、これに該当する区域でした。

システム上の規制なので申請をし許可を得ても飛行は制限されます。

そして僕は墜落を心配しましたが、自動で降機する仕組みなので、コントロールを失ったのではなく、着陸動作に入っていたようです。

事故を防ぐための取り組みは法律よりずっと先に進んでいました。

◆◇◆◇◆

ドローンを所有する多くの人が持つ悩みが、どこで飛ばしていいかわからない、使いどころがない、だと思います。

その結果、手放す人も少なくありません。

ドローンに限らず、暮らしを豊かにする新しい技術や道具は日々生まれています。

技術が悪いのではなく、使い手が悪いとダメが増えて使えなくなる。

事前に勉強をすることと、トラブル発生時の対処法の想定を痛感しました。

◆◇◆◇◆

日本におけるドローン規制は厳さを増しています。

しかし外国においてはドローンへの考えが比較的緩やかな国も存在します。

僕が気にいっている規制はフィンランドです。

重要な施設周辺等での規制は各国共通ですが、

比較的自由に飛行できそうです。

そして以下の一文で締められています。

 

“常識・良識のある飛行を行うこと(Common Sense)”

 

covid-19が収束し、気軽な往来が復活した際には再訪をしようと思います。

 

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