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「音響透かし」でNFT配布とはどういうことか調べる

日本のNFT界隈というとAV女優がグラビア写真を配るものばかり話題に挙がるが、最近寿司屋「鮨 渡利」が寿司の技術動画をNFT化した「SUSHI TOP SHOT」を発行し、話題になっている。

SHUSI TOP SHOTは海外のNFTプラットフォームで先行販売したが、最近国内NFTプラットフォーム「nanakusa」でも取り扱い始めた。

 

そのプロジェクトの一環で、音による情報通信技術である「音響透かし」でNFTを配布するという企画があるらしい。

 

prtimes.jp

 

音響透かしの技術的な内容は下記参照。端的に言うと、音信号に意味をもたせてデータの送信を行う技術。

モールス信号は短音と長音の2つで様々な情報を伝えられる。それがドレミファやABCDコードで暗号を作ったらより容易に様々な情報を表現できるといった感じ。

「透かし」というのは音の識別データのことを指し、符号化されて送信される。

 

Evixar ACR(自動コンテンツ認識)、音センシング | エヴィクサー株式会社 - Evixar Inc.

 

メリットとしては、送信者と受信者にインターネットや電話回線などを繋ぐ必要がないということ。受信側が専用のソフトを起動していれば、直接的な通信なしにデータを受け取ることができる。

スポーツ会場などで音情報を送信し、会場の参加者がリアルタイムで受信したりするらしい。従来技術ならURLを打ち込んだり、QRコードなどを読み取らせる必要があったものが音で行えるようになった。

今回のSUSHIでは、ウォレットと連結した状態で音響透かしデータを聞いたら、NFTがウォレットに送付されるということらしい。

 

音響透かし+NFTのメリットとしては、情報発信のソース、タイムスタンプが明確に記録が残る点である。技術としては応用が聴いて面白いが、本当に使い物になるかはまだ疑問が残る。正直大抵のものは中央集権でいいんじゃないか派なので、純粋に情報の送信だけならソースとタイプスタンプが残るプラットフォームさえあれば良い気がする。

また、音データはデジタルなものだが、実際にマイクやスピーカーを通すとノイズが入ってしまう。特徴量分析である程度ノイズを無視できるようにしているようだが、どこまで実用的かはわからない。

今後の発展に期待する。

 

 

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