VIPSブログ

記事を書いて5ch発の暗号資産(仮想通貨)「VIPSTARCOIN」を投げ銭してもらう誰でも参加型のブログです

今だからこそVIPSTARCOIN四大事件について語る

 国産コインラッシュの祖NANJCOINのディスコードが閉鎖し、電子ゴミと揶揄されたシリーズの生き残りももはや僅か。

電子ゴミの2大巨頭と呼ばれたVIPSも様々なトラブルを起こしてきたが、実は正確に伝わっていないことが多く、古参VIPSホルダーですら把握しきれていない所がある。今回は、歪められて伝えられているVIPS四大事件について、できるだけ正確に記述したい。

 

 

1.Coin Exchange上場

クラウドファウンディング(返礼品にリアルコインを配ったりした)や寄付で稼いだ資金で、2018年4月24日に海外取引所Coin Exchangeに上場。色々な事件が起きた。

 

 

・売り板崩壊

2sat(0.00000002BTC)で販売する予定だったが、買いが予想以上に強く実際の販売価格が4satになってしまった。2satで待っていたホルダーから非難轟々だったが、「それだけ高値出してでもVIPS買いたいって思って貰えることはとても幸せだお」と当時の代表ブーンからのなめきった発言で、さらに炎上した。「幸せだおw」はVIPSを象徴する叩き文句として定着した。

 

・もうだめ

VIPS1枚の価格が0.00000002BTCの予定だったが、あるスレ民が間違えて1BTCで0.00000002枚買ってしまったため、一瞬だけVIPSの時価総額が何兆円にもなった。この男はこの大損失で離婚の危機にまで陥ったが、憐れに思った金持ちのVIPPERがBTCを寄付してくれて離婚を回避した。以降、「もうだめ」という固有名称で呼ばれるようになる。

 

もうだめちゃん - VIP☆STARキャラクターまとめwiki

 

・特大コーヒー

上場後、価格向上のためのニュースを小材料、中材料、特大材料を連続して発表することになった。

小材料:法人登記完了

中材料:ディスコードtipbot導入、Android版ウォレット開発発表

とホルダー達が期待を高めた次の日・・・

浅草のコーヒー店SPLENDOR COFFEEと提携してVIPS払いでコーヒーを購入可能

 という発表。

特大材料が1コーヒー店との提携・・・と皆が落胆して相場が暴落し、「特大コーヒー事件」として後世まで語られる。

実は、その直後に発表された当時120位くらいのそこそこ規模の大きい取引所「CryptoBridge」への上場が特大材料だったのだが、コーヒーの方がインパクトが強く、多くのホルダーに忘れ去られてしまっている。

 

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↑これは2018年のたくぞう クソコラの特大材料にされた

 

2.MAG任天堂事件

・MAG騒動

2018年6月にドイツの同人イベント「CoAket」に参加、8月には世界三大ゲームショーの1つ「gamescom」のインディアーナブース(ブース内での買い物に使える)との提携を行い、盛り上がっていたVIPS。

https://news.nicovideo.jp/watch/nw3751825?news_ref=search_search

ドイツでの活動が活発になり今度はゲームショー「MAG2018」のe-sportsエリアの公式パートナーになったと発表した。

ストリートファイターやスマブラの最新作がプレイできるブースと聞きVIPSホルダーは沸き立ったが・・・

このとき、任天堂に事実関係を問い合わせたホルダーがおり、「VIPSTAR社と任天堂に提携の事実はありません。」との返答が来た。

これにより任天堂の名を騙った詐欺だと叩かれたが、MAGと任天堂、MAGとVIPSTAR社が提携しているだけなので冷静に考えると当たり前である。

ただ任天堂との今後のつながりを匂わせたことと、この件でVIPSTAR社からの発言が一ヶ月途絶え、このまま雲隠れするのではないかと信用を大きく失ったのは事実である。この件の裏には衝撃の事実があったが、それは後の項目で・・・。

 

 

・もう言います

一ヶ月後、本件の責任を取った形なのか、他通貨の代表を兼任したのがバレてやる気がなくなったためかブーンが辞職し、CEOたくぞうがトップに代わった。

VIPPERらしいノリである意味愛されていたブーンが辞職し、たくぞう派による会社の乗っ取りではないかと疑われホルダー間でも対立が発生していたが、当時のコミュニティ役職者アリエッティが「ブーンは会社の打ち合わせにスウェットで現れるような常識知らずだった」と暴露したこと、また取引所で自資金による買い上げ発覚でブーン擁護派が弱まり、政権交代が終わった。この一件で、暴露話をするときは「もう言います。」から始めるという謎のルールが流行った。

 VIPS衰退の最大の原因は、このときに熱意あるホルダーや開発者のやる気がなくなってしまったことにあると思われる。

 

3.ガーナ詐欺事件

 2019年2月に、VIPSディスコードにMSM moore foundationという団体の代表を名乗る謎の外人maxiが現れた。ガーナに寄付をしてほしいという旨だが、こういった乞食活動は時々いたので、いつもの手合と思い最初はスルーしていた。しかし、今までの乞食と違いやたら熱心だったり、ガーナの公式な書類を呈示してきたりとひと味違ったため詐欺上等で面白がって投げ銭をする者もいた。その結果、maxiが小学校に寄付活動をした写真を送ってきた。

この快挙を受け、当時の海外担当者が乗り気になり、ガーナのsekruwa村との提携やチャリティーオークションなど、色々活動を行いはじめた。

その中で、バス事故で仲間が怪我をしたから病院代を払ってくれだとか、寄付金でサッカーチームを作りたいなど怪しい金の無心もあったが、担当者がポケットマネーから出したりしてなんとか関係は継続していた。

7月にガーナのアシャンティ王国(州みたいなもの)の首長との協力が得られたため、公式通貨として認めるためのセレモニーを行うために1.5BTC(当時150万円くらい)を送ってほしいとの要請が来た。コミュニティでなんとか捻出して送付した後、セレモニー延期と称しmaxiが雲隠れしてしまった。

その後、ホルダーの調査の結果、村長や首長が実際の人物と異なるただのmaxiの知り合いであることが発覚し、劇団maxiによる壮大な釣りであったと判明。この件は終わった。最初は詐欺であっても面白ければいいくらいに思っていたはずなのに、なまじ信用を勝ち取ってしまっただけにダメージは大きかった。

これ以降、VIPSでは海外不信、人間不信が蔓延した・・・。

 

4.社員orute逮捕事件

 2018年のVIPSホルダー忘年会に参加したときに、VIPSTAR社員oruteの辞職をたくぞうから聞かされた。こんな業界に嫌気がさしたか・・・と当時は思っていたが、

2020年1月に、なんとoruteが会社の資金を横領し逮捕されたことが報道された。2018年の騒動の裏に隠された事実にVIPS界隈は騒然となったが、悲しいことにガーナ事件以降コミュニティが寂れきっていたため、他所からはそれほど注目されなかった。

盗まれたビットコインはほぼ手つかずだったため、使い込まれた一部以外は会社に返却されたと思われる。

99%の国産通貨は運営全員で持ち逃げ・雲隠れしていることを考えると、1人しか持ち逃げしようと考えなかっただけマシだと感じる異常な業界である。

 

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↑これが2020年のたくぞう

VIPS初のスマホゲーム「ゆぐもやしる」リリース延期の裏には会社サーバへの執拗な攻撃があった件や、ひな祭りの大粛清(最初期の事件なので詳しくは知らないが、VIPSディスコードサーバでエロ画像のやり取りが横行していたので3/3に一斉に禁じされたらしい)、Vtuber事件(VIPS発Vtuberを作ろうとして色々あって終わった)など些末なネタは他にもあるが、VIPS内外に大きく影響があったのはこの4つだろう。

 

悪いニュースを並べてきたが、取引所上場のために皆で協力したり、技術者が新しいツールを作ったりと良いニュースも色々あったことを思い出した。

振り返ってみると、「運営」という集団だけではなく、各個人が色々とやってきた結果盛り上がっていたことを実感した。「人は石垣、人は城」だったのが過去のVIPSだった訳である。

 

 わりと擁護気味の記事だが、株VIPSもホルダーもやる気を失って活動しなくなり、電子ゴミと化していることに関しては間違いないので、今後に期待とはとても言えない。

 とはいえ、今でもこんなブログを立ち上げてまでVIPSを使っていこうと思う熱意ある狂人がまだいるのも事実。誰一人いなくなるまでは付き合っていこうと思う。

 

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